備考■不具合の部位 (部品名)
① ② 後写鏡等 (直前直左確認装置)
③ かじ取り装置(パワーステアリング制御システム)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
① 直前直左カメラを含む全5箇所のカメラ画像表示を制御するカメラモジュールにおいて、回路基板の表面処理が不適切なため、当該基板に生成物が生じることで回路短絡が発生し、カメラ画像を表示せず、直前直左の障害物を確認できないおそれがある。
② カメラモジュールのカメラシステムソフトウェアにおいて、起動電圧の設定が不適切なため、エンジン始動時等で車両バッテリ電圧が低い場合、カメラシステムが起動せず、直前直左の障害物を確認できないおそれがある。
③ 速度感応式パワーステアリングシステムの回路短絡検知ソフトウェアが不適切なため、走行中に回路短絡の誤検知が発生し、パワーステアリングのアシスト量が高速走行用の低アシスト量に固定され、ステアリング操作が困難になるおそれがある。