ドライブスプロケット等の不具合
株式会社メガリジャパン
076-259-6630
国土交通省リコール届出番号:外-1955
①皿バネを追加し、固定ボルトにねじロック剤を塗布して規定トルクで締め付けるとともに、ユーザーに対して適切な整備方法を説明する。
②インジェクターコネクター及び燃料ホースを対策品に交換する。
③バンクアングルセンサーの転倒判定条件プログラムを変更したECUに交換する。
④リアブレーキホースの取付方法を変更するとともに、リアブレーキホースを点検し、損傷がある場合には新品に交換する。
⑤クラッチボスを点検し、異品が使用されている場合には良品に交換する。
型 式 :LWGYDNL
車台番号(シリアル番号)の範囲:00BA001730~09CA002683
輸入期間:平成23年12月14日~平成24年12月5日
台 数 :395台
リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。
①ドライブスプロケットの整備時において、固定ボルトに過剰な増し締めを行うことでねじロック剤が剥がれたり、固定ボルトにねじロック剤を塗布せずにドライブスプロケットを再組み付けすると、振動等により締め付けが緩み、駆動力を伝達できないおそれがある。最悪の場合、走行中に固定ボルトとともにドライブスプロケット及びドライブチェーンが外れて回転部分に噛み混み転倒するおそれがある。
②インジェクターコネクターの材質が不適切なため、整備時に過度な負荷をかけたり、適切に取り付けしていない場合、損傷して燃料が漏れるおそれがある。
③バンクアングルセンサーにより転倒判定を行うECUプログラムが不適切なため、走行中に転倒したと誤判定し、エンジンが停止するおそれがある。
④リアブレーキホースの取付位置及び取付方法が不適切なため、リアブレーキホースが損傷してブレーキフルードが漏れてリアブレーキの制動力が低下するおそれがある。
⑤クラッチにおいて、メーカー指定と異なるクラッチボスが組み込まれたため、メインアクスルとの嵌合が不十分なものがある。そのため、トルクがかかると嵌合が外れて動力を伝達できず、走行不能になるおそれがある。